関西大は法政大に4失点敗戦…「せめてどちらかがいれば」高橋、木邨の主力DF2人の不在響く
[9.1 総理大臣杯1回戦 法政大4-2関西大 松島フットボールセンター]
実力校同士の対決となった一回戦。関西大(関西4)は法政大(関東6)に2-4で敗れて、初戦敗退となった。
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関大の前田雅文監督は「どちらかと言うと関西はテクニカル、関東はフィジカル重視。今回もそういう対決という感じがしました。何か崩されてというより、守備をしているところを上から、横からやられたという感じです」と試合を総括した。
難しい戦いになっていた。7月末のリーグ戦でDF木邨優人(3年=京都U-18)が負傷。また8月に入ってからDF高橋直也(4年=G大阪ユース/湘南内定)も負傷離脱となり、CBを務めることが出来る主力級の2選手が総理大臣杯を欠場することになっていた。
本来SBのDF芝山和輝(4年=興國高)をCBで先発させたが、法政大のFW小湊絆(1年=青森山田高)にハットトリックを決められるなど、4点を先行させる苦しい展開になってしまった。2点を返すなど、ようやく終盤になって反撃ムードを作れていただけに、前田監督も「せめてどちらかがいれば、谷岡昌(4年=愛媛U-18/愛媛内定)とCBを組めてたんですけど…」と唇を噛む。
今年の関大は天皇杯2回戦で浦和レッズと対戦して善戦。力があるチームであることに間違いはいない。「せっかくフィジカル重視のところとやれたので、後期に向けてフィジカルを最優先しているチームに押し込まれないように、頑張っていきたいと思います」(前田監督)。この夏の経験を糧に、さらなるレベルアップを図る。