G大阪、札幌に今季最多タイの4失点大敗 ポヤトス監督「戦い方を間違えた」最後まで流れ変えられず

明治安田生命J1リーグ 第26節 札幌4―0G大阪(2日・札幌D)

G大阪はアウェーで札幌に0―4と大敗した。前半13分に札幌のタイ代表MFスパチョークにミドルシュートを決められて先制を許すと、マンツーマンで積極的に守備を仕掛ける札幌のプレスに苦しむ展開に。デュエルの局面で後手を踏む場面も多く、流れを引き寄せられないまま後半にも3失点。今季4度目の4失点で敗れた試合を、ポヤトス監督は「難しい試合になってしまった。札幌さんがいい試合をした。祝福したい。この敗戦をしっかり学びにしなければいけない。学びにできる、それがこの試合の唯一ポジティブな点かなと思います」と振り返った。

1点を追う後半13分には、FW食野に代えて負傷明けのFW倉田を投入し、流れを変えようとした。しかし同14分、再びスパチョークに決められて2失点目。その後、リードされた中でセンターバックのDF佐藤を投入して3バックに変更した理由を、指揮官は「相手の切り替えのスピードに苦しんでいたので、そこをコントロールしたかった。(左サイドの)黒川をさらに前に出して反撃したいという狙いもあった」と明かしたが、最後まで流れを引き寄せることはできなかった。

4失点は今季4度目だが、過去3度はシーズン序盤の3、4月。チームが勝てないトンネルを抜けた5月以降では、最も大差で敗れた試合に。ポヤトス監督は「札幌さんの流れに自分たちから持って行ってしまった。先制されて、相手の流れを変えることができず戦い続けた。戦い方を間違えた、というところがある。でもそれ以上考える必要はないかな、と思っていて。悪い試合をした。しっかりその後、リアクションを示していく必要がある」と語り、この敗戦を受け入れ、修正していく必要性を訴えた。

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