G大阪、今季ワーストタイ4失点完敗 ポヤトス監督「ポジティブなところはなかった」
◇明治安田生命J1リーグ第26節 G大阪0―4札幌(2023年9月2日 札幌ドーム)
G大阪は今季ワーストタイ4失点で大敗した。前半13分に失点。3試合連続で追いかける展開になると、後半14分には集中力が途切れたところを狙われて追加点。その後も失点を重ね、ダニエル・ポヤトス監督は「内容の悪い試合してしまった。きょうはポジティブなところはなかった」と唇を噛んだ。
後半途中からは負傷が癒えたMF倉田秋が6月24日・鹿島戦以来の出場。さらに前節・鳥栖戦で決勝点を挙げたFW鈴木武蔵とFW山見大登の“Wジョーカー”を投入し、3バックシステムに変更したが得点チャンスを作るまでは至らなかった。攻撃陣はリーグ7試合ぶりの無得点に終わった。
対札幌戦5試合連続勝ち星なし。次戦はルヴァン杯準々決勝・浦和戦(6日・パナスタ)。指揮官は「しっかりとリバカリーして次に集中する。この負けは良い警告。糧にしたい」と切り替えに努めるのが精一杯だった。