札幌、G大阪に4発完勝で10戦ぶり白星! スパチョーク2発にキム・ゴンヒ&浅野雄也が終盤弾
明治安田生命J1リーグでは2日、第26節の北海道コンサドーレ札幌vsガンバ大阪が行われた。
9試合未勝利の13位・札幌が、直近11試合8勝1分け1敗と好調の11位・G大阪をホームに迎えた一戦。札幌は小柏剛やスパチョーク、荒野拓馬ら、G大阪はイッサム・ジェバリや山本悠樹、食野亮太郎らを先発起用した。
試合は早々の13分に札幌が先制。小柏からのパスを受けたスパチョークがボックス手前左から右足を振り抜く。鋭いシュートをゴール右に突き刺した。
対するG大阪はポゼッションを増やしながら反撃を試みたがネットを揺らすには至らず。札幌がリードしたまま試合の折り返しを迎える。
G大阪は58分に食野に代えて倉田秋を投入したが、その1分後に札幌がショートカウンターを発動。ボックス内の小柏のシュートがGK東口順昭に弾かれたところをスパチョークが押し込んだ。
それからG大阪は古巣対戦となる鈴木武蔵をI・ジェバリに代えて73分に送り出すなど攻撃的なカードを切っていく。
しかし最終盤の89分に浅野雄也が右サイドからクロスを供給。ボックス内のキム・ゴンヒが右足で合わせると一度はGK東口順昭に阻まれたものの自らこぼれ球を押し込んで決定的な3点目とする。
92分にもボックス右でボールを持った浅野が左足でシュート。佐藤瑶大の身体に当たって軌道の変わったボールがゴールに吸い込まれた。
そして、試合はG大阪が反撃弾を浴びせることなく終了。札幌が10試合ぶりの白星を手にした。一方のG大阪は3試合ぶりの黒星を喫している。
■試合結果
北海道コンサドーレ札幌 4-0 ガンバ大阪
■得点者
札幌:スパチョーク(13分、59分)、キム・ゴンヒ(89分)、浅野雄也(90+2分)
G大阪:なし