J1リーグ最高額はどこだ? クラブ市場価値ランキング10位。半年で約3億円ダウン…。若き2人の海外移籍が影響したのは?
データサイト『transfermarkt』は、今夏にJリーガーの市場価値を更新。選手の入れ替えもあった中で、各クラブの総市場価値は今季開幕当時から変化している。今回フットボールチャンネル編集部は、『transfermarkt』が算出したJリーグクラブの市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は28日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
10位:ガンバ大阪
監督:ダニエル・ポヤトス
2023リーグ戦成績:11位(9勝6分10敗)
総市場価値:1398万ユーロ(約19.6億円)
最高額選手:ネタ・ラヴィ
ダニエル・ポヤトス監督率いるガンバ大阪は、今年3月の時点でJリーグ内7番目の総市場価値を持っていた。しかし、最新のランキングでは200万ユーロ(約2.8億円)ダウンの10位に落ち着いている。
チーム内最高額選手はネタ・ラヴィで変わりないが、同選手の現在の市場価値は今季開幕当時から30万ユーロ(約4200万円)ダウンの150万ユーロ(約2.1億円)となっている。その他、半年前から10万ユーロ(約1400万円)以上価値を下げたのは、宇佐美貴史や三浦弦太など7名。一方で、10万ユーロ以上アップしたのはフアン・アラーノと佐藤瑶大の2名のみだった。
また、G大阪からは今夏、谷晃生と山本理仁の若き2人が海外へと旅立っている。市場価値は前者が70万ユーロ(約9800万円)、後者が60万ユーロ(約8400万円)となっており、総市場価値のダウンに大きく影響していると言っていいだろう。
ただ、スカッドの価値こそ下がってしまったが、チームは好調だ。開幕からまったく勝てず、一時は最下位に沈んだものの、5月28日のアルビレックス新潟戦に勝利してからリーグ戦ではわずか1敗であり、11位まで浮上している。