G大阪FW宇佐美貴史、PKで約4か月ぶりゴール「彼を心から信頼」ポヤトス監督がキッカーに指名

明治安田生命J1リーグ 第24節 G大阪2―1湘南(19日・パナスタ)

G大阪の元日本代表FW宇佐美貴史が、PKで決めた約4か月ぶりのゴールと振り返り「すべてお膳立てしてもらったので、決めることができてよかった」と振り返った。1点リードの後半11分、MF山本悠樹のラストパスが相手のハンドを誘ってPKを獲得。FWジェバリとFWアラーノがともに名乗り出た中で、ポヤトス監督が宇佐美をキッカーに指名。後半16分にきっちりと決め、今季3ゴール目でリードを広げた。「GAMBA EXPO」と銘打たれ、限定シャツの配布なども行われたこの試合には3万2567人が集まり、今季2度目の完売に。試合は後半ロスタイムに失点したが、2―1で勝利した。

チームは前節横浜M戦で敗れるまで8戦無敗(7勝1分け)と好調が続いていた中で、主にベンチスタートとなっていた宇佐美。それでも「チームがうまくいっていたので、悔しさは持っていましたけど、(先発落ちが)理解できないなどの感じは一切なかった。来るかもしれない自分のタイミングで結果を出すことをイメージしながらトレーニングするだけだった。別に悲観もしていなかったし、苦しかった、という見出しもつけて欲しくない」と、自身の思いを明かした。

6試合ぶりに先発起用されたこの日は、流れの中からのゴールこそなかったものの、持ち味の強烈なシュートも見せて勝利に貢献。ポヤトス監督は、宇佐美をキッカーに指名した理由について「すごく簡単。彼を心から信頼しているからです」と説明。今季は主にインサイドハーフで起用していた宇佐美をウイングで起用した狙いについても「相手センターバックが結構出てくるところがあったので、ギャップを付いていきたかった。今回は純粋なウインガーというより、中でプレーして間を取る選手が必要だと。そういった分析をしてくれたスタッフのおかげでもありますが、しっかりと選手が表現してくれた」と語り、キャプテンのプレーを評価していた。

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