長崎、かつてG大阪に在籍したMFマテウス・ジェズスの加入を発表「精一杯頑張ります!」
V・ファーレン長崎は17日、MFマテウス・ジェズスの完全移籍加入を発表した。
マテウス・ジェズスは1997年4月10日生まれの現在26歳。ブラジル出身で、名門フラメンゴのユースチームで育った。その後はポンチ・プレッタへ移り、同クラブでトップチームデビュー。ブラジル国内のクラブを渡り歩いた後、サントス時代の“恩師”であるレヴィー・クルピ監督からの“ラブコール”に応える形で、2018年にG大阪へ期限付き移籍加入を果たした。G大阪では明治安田生命J1リーグで13試合に出場。第11節サガン鳥栖戦では左足で強烈なミドルシュートを沈め、来日後初ゴールでチームを勝利へ導いていた。しかし、クルピ監督の退任に伴い出場機会が減少すると、シーズン途中の8月に期限付き移籍契約の解除が発表されていた。
G大阪退団後は保有元のエストリールに戻り、レンタル移籍先のポルティモネンセなどでプレー。その後コリンチャンスへ完全移籍を果たすと、レッドブル・ブラガンチーノや古巣ポンチ・プレッタなどへのレンタル移籍も経験していた。今回長崎への完全移籍加入が決まり、G大阪を退団した2018年8月以来およそ5年ぶりのJリーグ復帰となっている。
長崎への完全移籍加入に際し、マテウス・ジェズスはクラブ公式HPを通してコメントを発表。再びJリーグでプレーすることを喜んだだけでなく、新天地での意気込みを綴った。
「V・ファーレン長崎ファン・サポーターの皆さんはじめまして。マテウス・ジェズスです。このタイミングで再び日本でプレーできるチャンスを与えていただき感謝しています。長崎の凄くワクワクするプロジェクトに関わることができ光栄ですし、その中でチームの目標である J1昇格に貢献できるように精一杯頑張ります!温かいサポートをよろしくお願いします! 」
2023シーズン、長崎は明治安田生命J2リーグ第30節終了時点で13勝8分9敗の成績を残し、勝ち点「47」を獲得。現在は昇格プレーオフ出場圏内の6位につけている。昇格争いに向けて激しい熱戦が繰り広げられるシーズン終盤戦に向けて、頼れるMFがクラブに加わることになった。