ビジネスでの成功を後押しした「ガンバ大阪時代の経験」。嵜本晋輔と二宮博が大切にする“一流の共通点”

プロとして成功している「人間力」のベスト10の1位が傾聴力

たとえば右サイドが得意だとか言っていると…

ビジネスでの成功を後押しした「ガンバ大阪時代の経験」

[PROFILE] 嵜本晋輔(さきもと・しんすけ) 1982年、大阪府出身。関西大学第一高校在籍時にスカウトの目に留まり、2001年にJリーグのガンバ大阪に入団するが、2003 年に戦力外通告を受け退団。その後JFLの佐川急便で1年プレーした後、22歳でサッカー界から引退。2011年12月にブランド品のリユースなど、サステナブルな事業を行う株式会社SOU(現 バリュエンスホールディングス株式会社)を設立。その後、設立から7年で東証マザーズ市場に上場。元サッカー選手としては初めての上場企業社長となる。そして現在は、過去に自身が在籍していたJリーグのガンバ大阪のオフィシャルパートナーとなるほか、2021年9月には「キャプテン翼」の著者である高橋陽一氏がオーナーを務める関東1部リーグのサッカークラブ南葛 SCの株式を33.5%取得。株式会社南葛SCの取締役も務め、東京23区で初めてのJリーグチームをつくるべく、 邁進している。2022年6月にはDリーグ参入を発表し、Valuence INFINITIES(バリュエンス インフィニティーズ)を結成。

[PROFILE] 二宮博(にのみや・ひろし) 1962年生まれ、愛媛県出身。中京大学卒業後、生まれ故郷で公立中学の保健体育教諭として10年間勤務。1994年からJリーグ、ガンバ大阪のスカウトとして多くの選手の発掘、獲得に携わった。その後は育成組織であるアカデミー本部長などを歴任。組織の充実などに努め、「育成のガンバ大阪」の礎を築いた。2021年、定年を前にガンバ大阪を退社し、自らがスカウトした元Jリーガー、嵜本晋輔氏が代表を務め、ブランド品の買取や販売事業を手掛けるバリュエンスホールディングス株式会社に入社。社長室シニアスペシャリストとしてスポーツ関連事業に携わるほか、大学や企業で講演活動などを行っている。神戸国際大学客員教授。

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