中村敬斗、スタッド・ランス加入が正式決定! 5年契約を締結…伊東純也の“同僚”に

スタッド・ランスは10日、LASKリンツ(オーストリア)から日本代表FW中村敬斗を完全移籍で獲得したことを発表した。

【動画】中村敬斗の新天地はスタッド・ランスに!

契約期間は2028年6月30日までの5年間。移籍金については明かされていないが、フランス紙『レキップ』の報道によると、1000万ユーロ(約16億円)がLASKリンツに支払われたという。なお、スタッド・ランスでの背番号は「17」に決定した。

現在23歳の中村は2018年2月にガンバ大阪に入団しプロキャリアをスタートさせた。その後はトゥウェンテ(オランダ)やシント・トロイデン(ベルギー)、FCジュニアーズ(オーストリア)へのレンタル移籍を経験。2021年夏にLSKリンツに完全移籍加入を果たした。

同クラブで徐々に出場機会を増やしていくと、在籍3年目となった昨シーズンは左ウイング(WG)の主力に定着。公式戦通算36試合に出場し、17ゴール8アシストをマークするなど存在感を放った。3月には日本代表デビューも飾り、6月15日に行われた「キリンチャレンジカップ2023」のエルサルバドル戦では、記念すべき代表初ゴールを記録した。

中村の加入決定に際し、スタッド・ランスのマテュー・ラクールGM(ゼネラルマネージャー)は次のようなコメントを発表している。

「今回のような契約は、このクラブのプロジェクトに安心感を与え、数シーズン前から着手している作業をより具体化することに繋がる。伊東純也と同様に、ケイトは決断力のあるエキセントリックなプレーヤーであり、創造性に優れ、決定的な仕事をもこなすことができる。このチームの攻撃をより完成度の高いものにしてくれるだろう」

スタッド・ランスはリーグ・アンで過去6度の優勝を誇る名門。昨シーズンはリーグ戦を12勝15分11敗・勝ち点「51」の11位で終えた。昨シーズンから日本代表FW伊東純也が在籍していることでも知られている。

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