J1横浜M GK飯倉大樹「昔は飯倉チャレンジと名をはせました」日産スタジアムでのG大阪戦へ「結果を」

J1横浜Mは9日、横須賀市内で次節のG大阪戦(日産スタジアム、12日)へ向け練習を行った。練習後に取材に応じたGK飯倉大樹(37)がリーグ戦では2019年以来となるホーム・日産スタジアムでのプレーを待ち望んだ。この日のゲーム形式の練習では主力に入って汗を流し、「結果を出せるように準備して、チームの助けになれれば、それが一番いい」と意気込んだ。

GK一森純はG大阪からの期限付き移籍のため契約の都合により次節は欠場が決まっている。また、6日の浦和戦では脳振とうのため途中交代した。ケビン・マスカット監督は「どれだけかかるのかは正直出せないのが現状」と復帰時期も現時点で不透明となっており「(一森が)出られないことはレンタル(移籍)した時から分かっていたことだったので、飯倉が準備しています」と37歳の出場を示唆した。

飯倉は19年夏に横浜Mから完全移籍で神戸に加入し、足元の技術に優れたGKとして“バルサ化”を掲げた神戸を支えた。昨季限りで契約満了となり、古巣の横浜Mに復帰。超攻撃的GKとして前に出て高い位置でボールをつなぐプレーをファンから“飯倉チャレンジ”と呼ばれ、本人も「昔は飯倉チャレンジと名をはせました」と苦笑いしながら振り返った。

ただ、今回は「そこはある程度、封印したいなと思います」と話し、その上で「やりたいこととやれることの判断とか、チームが勝つための判断という、ちょっと大人っぽくなった飯倉チャレンジをしたい」と宣言。「(チャレンジする気持ちを)忘れずに大人版(飯倉チャレンジ)でいきたいというのが、マリノスサポーターに理解してもらえたらうれしいです」と力を込めた。

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