28日、CS準決勝=浦和、G大阪は前日調整―J1 時事通信 11月27日(金)18時29分配信

明治安田J1リーグの年間王者を争うチャンピオンシップ(CS)は28日、埼玉スタジアムで一発勝負の準決勝が行われ、浦和(年間勝ち点2位、第1ステージ優勝)と昨季3冠のG大阪(年間勝ち点3位)が対戦する。
勝者がホームアンドアウェー方式の決勝で、広島(年間勝ち点1位、第2ステージ優勝)に挑む。浦和とG大阪は27日、それぞれ調整した。
【浦和】前日練習は約30分で終了。試合前日に戦術練習がないのは珍しいが「きのう良い練習ができたのでそのイメージで臨めるように」とペトロビッチ監督。22日の神戸戦をけがで欠場した那須、森脇は復帰予定だが、首痛の興梠は欠場の見込み。
ホームの優位さはあるが、G大阪には昨年11月、勝てば優勝の大一番で敗戦。槙野は「(悔しさが)今季のモチベーション。昨年と違うところを見せたい」。攻撃で主導権を握りつつ、耐えることも重要。那須は「一発勝負は気持ちで勝らないと勝てない」と話した。
【G大阪】約1時間、非公開で調整。22日の山形戦で負傷した倉田は26日から全体練習に合流し、準備は整った。敵地に乗り込む長谷川監督は「雰囲気にのまれないように自分たちのサッカーをする」と力を込めた。
10月の対戦では浦和に2―1で勝利したが、主将の遠藤は気を緩めず「僕たちは年間3位でフィニッシュしたチーム。挑戦者として戦う」。切り札として期 待される長身FWの長沢は浦和戦で移籍後初ゴールを挙げ、「いいイメージがある」。最終節でも途中出場でゴールを決めており、勢いそのままに決戦へ臨む。

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