日本代表FW中村敬斗の行き先は? リールが接近…違約金17億円が必要も「ポールポジションにいる」と現地報道

リンツ中村獲得へリールが迫る

オーストリア1部のLASKリンツに所属する日本代表FW中村敬斗の獲得に、フランス1部リールが迫っている。複数メディアが報じたなか、フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」はその経緯をなぞった。

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22歳の中村は、2018年にJ1ガンバ大阪でプロキャリアをスタート。19年7月より海外へ渡りオランダ、ベルギー、そしてオーストリアで研鑽を積んでいる。昨シーズンはリンツで公式戦36試合に出場し17ゴール8アシストをマーク。欧州の複数クラブから興味を持たれている。

なかでもリールは獲得に熱心のようで、「RMCスポーツ」では「日本代表FW中村敬斗の獲得に乗り出した。リバプールやアイントラハト・フランクフルトからも誘いを受けているが、リールがポールポジションにいると言われている」と報じた。

また「この22歳の左ウインガーがプレーしているリンツは、若い才能を手放すために約1100万ユーロ(約17億円)を待っている」と、25年まで契約を残す中村の獲得には大きな違約金が必要であると伝えている。

今夏リールは移籍市場で積極的な動きを続けており、アイスランド代表の攻撃的MFハコン・ハラルドソン、ポルトガル人の右サイドバック(SB)チアゴ・サントスをすでに獲得。また22日にはフリーで元フランス代表DFのサミュエル・ユムティティも完全移籍でリールに加入している。

記事によるとクラブのディレクターは、未だ多くの攻撃オプションを検討しているという。中村のフランスへの移籍は、実現するのだろうか。

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