順天堂大の1学年先輩の旗手怜央と対戦、G大阪MF杉山直宏「凄いなと改めて感じました」
[7.22 国際親善試合 G大阪0-1セルティック パナスタ]
「試合前に『よろしくお願いします』とあいさつしました。やっぱり一つひとつの止める蹴るの技術だったり、(ボールを)受ける準備は流石だなと思った。真似したいことがたくさんありました」。順天堂大の1学年先輩のMF旗手怜央との対戦を終えたガンバ大阪のMF杉山直宏は、改めて尊敬の念を抱いた様子だった。
「大学時代にはもう凄かったので、そのプレーを練習からみて学ぶことも多かった。怜央君は授業の空きコマの時間も筋トレをやったりしていた。自分もみていて流石だと思っていたし、ずっと参考にしたいと思ってきた。ポジション的には違いはあるけど、基本的な受ける準備、目線でだますことだったりは、試合を通じて凄いなと改めて感じました。自分の技術にしたいです」
大学卒業後すぐにJ1で活躍し、海外に渡った先輩と違って、杉山は当時J3だった熊本でプロ生活をスタートした。ただ2年目にJ2昇格、そして3年目の今季、J1のG大阪移籍と順調なステップアップを見せている。ただ開幕戦でJ1デビューを飾るなど、ここまでリーグは8試合に出場しているが、ここ2か月ほどはベンチ入りも出来ずにいる。杉山も「最近はあまり試合に絡めていないので」と話すと、「この試合で勉強になったことを踏まえて、また試合に出られるように頑張りたい」と力を込めた。