中村敬斗は12.6億円でリール移籍決着か？ フランクフルトも依然関心と報道
LASKリンツの日本代表FW中村敬斗(22)の去就が騒がしくなっている。
ガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせた中村。2019年7月にトゥベンテへとレンタル移籍してヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、シント＝トロイデン、オーストリア2部のFCジュニアーズへとレンタル移籍を経験。2021年8月にG大阪からLASKリンツへと完全移籍した。
その中村はオーストリアで躍動。左ウイングの主軸となると、2022-23シーズンはオーストリア・ブンデスリーガで31試合に出場し14ゴール7アシスト。カップ戦でも5試合で3ゴール1アシストを記録するなど、大きな結果をすと、日本代表にも今年の3月、6月と続けて招集を受け、6月15日のエルサルバドル代表戦では初ゴールを記録していた。
その中村には多くのクラブが関心を寄せており、最近ではフランス方面からの関心が強くなっている。
フランス『Sport』によると、日本代表MF伊東純也が所属するスタッド・ランスへの移籍は拒否。一方で、リールのプロジェクトには関心を持っているとのことだ。
リールのオリヴィエ・レタン会長も中村については「我々はクラブと合意には達していない。ただ、彼はとても興味深い特徴を持っている若者だ」と語り、「彼も我々のクラブに加わることにとても興味を持っている」と中村も関心を持っていると語っていた。
LASKは中村に対して移籍金1000万ユーロ(約15億6000万円)を設定しているとされたが、800万ユーロ(約12億6000万円)とも言われている状況。そして、フランクフルトも関心を寄せているが、こちらの動きはまだ不透明な状況だ。
一部の報道では、中村はドイツ行きを望んでいるともされていたが、果たしてどこにステップアップしていくのか注目が集まる。
