【G大阪】宇佐美、CS浦和戦にトップ下で先発か スポーツ報知 11月26日(木)0時6分配信

G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)が、浦和と対戦するチャンピオンシップ準決勝(28日・埼玉)に、トップ下で先発する可能性が25日、出てきた。

宇佐美は今季夏以降は主に左サイドMFでのプレーが続き、直近の22日・山形戦(万博)は1トップで先発。だが、後半途中から入ったトップ下で2アシス トをマークし、4―0で快勝した。さらに本来トップ下に入るMF倉田が腰の打撲により、この日の練習は別メニュー調整。ゲーム形式の練習でトップ下に入っ た宇佐美は「真ん中(トップ下)でやれば、右からも左からでもボールに絡める。好きなポジション」と自信をみせた。

トップ下は攻撃面ではサイドMFよりゴールに近く、宇佐美のシュート力を生かせるという利点がある。一方で守備面では1トップと連動して、相手のボラン チを抑えるという仕事がある。長谷川健太監督(50)は、1トップにパトリック、トップ下に宇佐美と守備が苦手な二人を置くと、前線からのプレスが甘くなるため、運動量のある倉田をトップ下に置いてきた。

しかし、山形戦は後半途中から守備力も高いFW長沢を1トップに入れ、同時に宇佐美をトップ下とすることで守備の問題をカバー。この日の公開練習でもレギュラー組の1トップはパトリック、長沢が交代で務めた。指揮官は浦和戦のメンバーについて「今日は公開練習ですから。言えないこともある」と笑い、真意は隠した。負ければJリーグ2連覇の可能性がついえる浦和戦でのG大阪の前線に、注目が集まる。

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