「あれ頭で合わせるんか!」G大阪MF福田湧矢の執念の“低空ダイビングヘッド弾”にファン興奮!「よく飛び込んだ」「すんごいスキマにねじ込んでる」と称賛の声
7月8日、J1リーグ第20節が行われ、パナソニックスタジアム吹田での一戦は、ガンバ大阪が1-0で京都サンガに勝利した。
■【動画】「あれ頭で合わせるんか!」「よく飛び込んだ」とファン興奮、G大阪MF福田湧矢の執念の“低空ダイビングヘッド弾” ■
勝点20で並んでいた状態で迎えた“京阪ダービー”。今季の両チームはルヴァン杯も含めて3度対戦して京都が2勝1敗でリードしていた。この日はスコアが動かない時間帯が長く続いた試合となったが、執念でこじ開けたのがG大阪のMF福田湧矢だった。
0-0で迎えた後半27分だ。GK東口順昭のロングキックをMFダワンが胸で前方に送ってFWイッサム・ジェバリが敵陣でボールをキープする。その流れの中で食野亮太郎からのパスを右サイドに開いた状態で受けたMF山本悠樹が、ゴール前へクロスボールを送り込んだ。
このクロスに反応したのが2人。ニアサイドで跳び上がったジェバリがボールに触れずにチャンスを逸したかに思えたが、ファーサイドに走り込んだ福田が、ボールが手前でワンバウンドしたところに頭から突っ込み、ダイビングヘッドの形でゴールにねじ込んだ。
リーグ戦では4月15日の京都戦以来、約3か月ぶりの先発出場となった24歳が、自身の今季初ゴールで試合の均衡を破り、チームを1-0の勝利に導いた。
■「谷が走ってくるのいいな」
この福田の執念の“低空ダイビングヘッド弾”に対して、SNS上では以下のようなコメントが寄せられた。
「あれ頭で合わせるんか!すごい!」
「よく飛び込んだ ナイスゴール」
「すんごいスキマにねじ込んでる」
「谷が走ってくるのいいな」
「福田がゴール決めた瞬間ベンチから猛烈に走って来た谷君いいやつ笑」
怪我にも苦しんだ福田の復活ゴールに歓喜の声を上げるファンが多くいた中、ゴール後にポーズを決めている福田の後方から、控えGKの谷晃生が全速力で走ってくる様子がDAZNの中継カメラに捉えられており、その姿にもファンは興奮したようだ。
G大阪はこれで勝点23(6勝5分9敗)の13位に浮上。開幕から長期低迷で最下位にいた時期もあったが、ひとまずは降格争いから抜け出すことになった。チームにとっても大きな意味のある福田のダイビングヘッド弾だった。