U―17アジア杯Vの森山監督 チームを評価「決定力がある」「韓国にデュエル勝率60%」

タイで開催されたU―17アジアカップで優勝を果たしたU―17日本代表の森山佳郎監督が、歴代チームと比較して高い評価を与えた。

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U―17日本代表は3日に帰国し、羽田空港で取材に応じた。今大会を振り返って森山監督は「DF冨安(健洋=アーセナル)とMF堂安(律=フライブルク)の代表はコーチで、DF瀬古(歩夢=グラスホッパー)とかDF菅原(由勢=AZ)とかGK谷(晃生=G大阪)とかは監督としてやって、それぞれの年代でいろんなキャラクターがある。今回のグループはアタッキングサード(攻撃陣)に特徴のある選手が多くて、結構点数が入る。1次予選も4試合で15点、今回も6試合で22点入っている。この代は決定力がある」。現在のA代表メンバーがいて各年代のチームと比べても、爆発的な攻撃力があると評した。

その一方で「足先だけでうまいけど戦えない。かなり嫌みを言い続けた。中盤の選手のボールを奪う力がなさすぎるし、ハードワーク、球際、デュエルも低いと。そんなんじゃサッカーにならないし、サッカー選手になれないよとかなりずっと言い続けて、要求し続けた」を守備や強度の部分は弱点でもあり、厳しく改善を求めてきた。

すると大会を通じてメキメキと成長。「最後、韓国にもデュエルの勝率が60%。弱いと思ってたけど勝ってるぞと。そういう意識を持って取り組めば変わっていくんだな」とイレブンの進化に目を丸くしていた。

伸びしろたっぷりの優勝メンバーが最強世代となるのか楽しみだ。

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