7月1・2日「J試合勝敗予想」「学び」を示す浦和レッズが連勝へ!「2年目上昇」「連敗なし」の名古屋グランパスに難敵・川崎フロンターレ攻略の予感
今回のtotoではJ1第19節の9試合とJ2第23節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■【画像】サッカー批評編集部による、今週末のJ1、J2の結果予想
シーズンは後半戦に入っている。折り返し点を過ぎて、重要になってくるのが「学び」だ。
浦和は昨季までの3シーズン、鳥栖との前半戦の対戦で勝利を挙げられなかった。2020年は引き分け、2021年と昨季は白星を献上している。
だが、注目すべきは後半の対戦だ。3年連続で勝利と、見事な意趣返しを披露しているのだ。
これは、鳥栖に対する浦和の研究の成果だろう。そう考えると、今季第10節での黒星も吉兆に思えてくる。
ホームでの戦績とは対照的に、アウェイでは3勝4分8敗と大きく負け越しているのが気がかりだが、浦和の学びの力に賭けたい。中2日での連戦となるものの、3試合ぶりに取り戻した勝利の喜びも背中を押すとみる。
名古屋グランパスも、巻き返す力に注目したいチームだ。前節はFC東京に敗れたが、大事なのは「その次」である。
現在3位の名古屋だが、今季ここまで3敗を喫している。ただし注目すべきは、続く試合だ。鳥栖に今季初黒星を喫した後には、柏レイソルに3-0と快勝。国立競技場でのJリーグ30周年記念マッチで鹿島アントラーズに0-2と敗れた後も、上位を争うサンフレッチェ広島に2-1と力強く立ち上がっている。
さらに、注目したいのが長谷川健太監督の存在だ。清水エスパルスでは就任初年度の15位から翌年は4位、同じくガンバ大阪ではJ2を制した翌年にJ1優勝、さらにFC東京では6位から2位と、チームを預かった2年目に必ず初年度を上回る成績を残してきた。
名古屋の今節の相手は通算9勝9分23敗と苦手の川崎だが、その強敵を相手にしてこそ、長谷川グランパスの学習能力が発揮されるはずだ。今季前半戦に続き、難敵相手のダブルを達成すると予想する。
J2では、2試合がドローになると予想した。モンテディオ山形とベガルタ仙台の対戦は、過去41回の対戦のうち、37%にあたる15試合が引き分けに終わっている。
さらに上回る「鉄板」ドローが、ツエーゲン金沢と栃木SCの対戦だ。過去13戦のうち8試合がドローと、引き分け率は6割を超える。しかも今回対戦する金沢のホームでは、6試合中5試合で引き分けている。勝点2差の17位と20位の対決は、ドロー決着が妥当だろう。
今回のtotoの購入締切は7月1日で、ネット決済による公式サイトでの販売は17時50分(コンビニ決済は16時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。