【鹿島】岩政監督、前節G大阪戦で黒星も「いい薬になったと言えるように」京都戦へ巻き返し誓う
鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が30日、京都サンガ戦(7月1日、カシマ)に向け取材に応じ、前節の敗戦をいい薬にする意欲を示した。
24日のガンバ大阪戦は1-2で敗れ、4月15日のヴィッセル神戸戦以来、公式戦で13試合ぶりの黒星を喫した。岩政監督は、G大阪が自陣でのリスクを回避しながらロングボールも交えてきたことを挙げ「失点もピンチのシーンも、始まりは相手のビルドアップではなく、自分たちの攻撃からピンチがスタートしていた」と分析し、この1週間は分析を元に課題修正に取り組んだという。
曺貴裁監督率いる京都に「やり方を持っているチームの印象。その流れを受け止めるのではなく、打ち負かすところまで持って行かないと」と警戒。続けて、指揮官は公式戦12試合無敗を続けてきたことに言及し「12戦負けなしが偽りだったわけではない。13試合で1敗、3回しか失点していないことを強みにしながらアップデートするところも見られている。明日ピッチで勝ちを見せられれば、敗戦がいい薬になったと言える。今後へ明るくなった内容と結果を得たい」と巻き返しを誓った。