サッカーのベルギー１部シントトロイデンがパリ五輪出場を目指すＵ―２２日本代表ＭＦ山本理仁（２１）＝Ｇ大阪＝を獲得することになった。完全移籍の買い取りオプションが付いた１年間の期限付き移籍で、契約期間は２０２４年６月３０日まで。３０日にも正式に発表される。今夏の日本人新戦力はＭＦ伊藤涼太郎（２５）、ＤＦ小川諒也（２６）に続いて３人目となる。

ボランチが主戦場の山本理は多彩な配球が持ち味で、左足の高度な技術力と戦術眼を買われて、昨年７月に東京ＶからＧ大阪へ完全移籍した。今季はリーグ戦１１試合出場のうち、先発は２試合だったが、シントトロイデンは山本理が主力を務めるＵ―２２日本代表でのプレーを昨年から直接視察した上で、実力と伸びしろを高く評価。神戸でも指揮を執ったフィンク新監督のスタイルに適合すると判断した。

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