G大阪U―22日本代表MF山本理仁、シントトロイデン移籍へチーム離脱「大阪もG大阪も大好きに」
◆明治安田生命J1リーグ 第18節 G大阪2―1鹿島(24日・パナスタ)
G大阪のU―22日本代表MF山本理仁(21)が、ベルギー1部・シントトロイデンへの期限付き移籍手続きなどのため、鹿島戦を最後にチームを離れることになった。後半25分から途中出場して勝利に貢献。試合後にはサポーターにもあいさつを行い、別れを惜しんだ。
昨夏にJ2東京Vから加入したが、昨季は負傷で2試合のみの出場にとどまり、今季はイスラエル代表MFラビとのポジション争いなどもあって定位置を奪うことはできなかった。それでも「ダニ(ポヤトス監督)は最後まで自分を信じ続けてくれた。海外に出て行く上で、外国籍監督の下でやれたことは財産になると思う」と振り返った。
わずか1年の在籍となったが、最後はサポーターから「理仁コール」で送り出された。「最高でした。寂しいです。日本一のスタジアムとサポーターに囲まれ、その雰囲気でサッカーができて最高でした。大阪の街もG大阪も大好きになりました」と語り、感慨深い表情を浮かべた。