G大阪、チュニジア代表FWジェバリが初の2ゴール「持っている能力が表に出てきた」

明治安田生命J1リーグ 第17節 G大阪3―1FC東京(11日・パナスタ)

G大阪のチュニジア代表FWジェバリが、Jリーグでは初となる2ゴールでチームを今季初の3連勝に導いた。前半25分、MF山本悠樹のCKをDF佐藤瑶大が折り返すと、中央で冷静におさめて左足で押し込み先制。さらに同29分、MFダワンのアーリークロスをヘディングで合わせ、2点目を奪った。その後も前線でのボールキープ、さらにサイドに流れてのドリブル突破など、万能型のストライカーとしての真価を発揮し「集中力高く、闘志の炎を燃やして戦えたことがよかった」と勝利を喜んだ。

シーズン序盤は負傷を抱えたままのプレーが続いていたが、ここにきてコンディションは上向き。「メディカルスタッフに感謝したい。(チームは)バランスの取れたティキタカ(ショートパスのコンビネーション)と、ダイレクトにプレーする部分もできてきている。自分のところにもボールが入るようになってきている」と手応えを語った。

チュニジア代表としてカタールW杯にも出場し、今月にも同代表に再選出されたジェバリ。「自分はポストプレーだけでなく、ボールを収めて起点となることに加え、1対1で仕掛けるプレーもしたい。自分の持っている能力が表に出てきた。チームメートに信頼してもらえてきた部分と、怪我をするんじゃないかという怖さが消えてきたことが(好調の)要因」とうなずき、チームの勝利に貢献したことを喜んだ。

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