G大阪DF半田陸がJ1初得点「良い時間に決めることができて良かった」3発快勝に貢献

◇明治安田生命J1第17節 G大阪3-1FC東京(2023年6月11日 パナソニックスタジアム吹田

次世代の日本代表サイドバックとして期待されるG大阪DF半田陸(21)が、J1初得点を挙げた。「良い時間に決めることができて良かった。ホームで取れたのが嬉しい」。今季初のリーグ3連勝に貢献し、笑みを浮かべた。

2点リードの後半15分だ。MFネタ・ラヴィのパスが右サイドに流れる中、ボールに寄せてきたFC東京DF徳元よりも一歩速く触り、MFファン・アラーノへつないだ。そして、そのまま敵陣に疾走。最後はゴール前でのこぼれ球を拾って左足で流し込んだ。攻勢を強めていたFC東京の勢いを止める1発。ユニホームを叩き、大きな雄叫びを挙げた。

今季J1初挑戦ながら3月には日本代表に初招集。出番はなかったが、大きな経験値を得た。チームの主軸としての自覚も強く「カウンターの精度と遅効の精度を上げないといけない。ボールを奪った後の1本目のパスを繋げられるようになれば、もう少し楽にゲームを運べる。クリアボールを味方につなげられれば、もう少し落ち着かせられる」とシーズン後半戦に向けた積み上げを強調した。

そして個人としては「持ち味の1対1をより強くしないといけない。攻撃でも得点やアシストを残したい」とキッパリ。巻き返しに向けて、さらなる貢献を誓った。

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