6月10・11日「J試合勝敗予想」大阪にダブルで勝利がやってくる! ガンバ大阪は屈辱をバネに3連勝、セレッソ大阪は「先輩力」で首位撃破へ
今回のtotoではJ1第17節の9試合とJ2第20節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■【画像】サッカー批評編集部による、今週末のJ1、J2の結果予想
大阪に、ダブルで勝利がやってくる。大阪の名をいただく2クラブが、ライバルを相手に白星をつかみ取ることになりそうだ。
ガンバ大阪は、FC東京と対戦する。首都のクラブをホームで迎え撃つのだ。
通算成績では18勝11分20敗とわずかに負け越しているが、注目したいのがホームでの対戦成績。14勝6分4敗と大きく勝ち越しているのだ。
今季はすでにルヴァンカップで2度対戦し、互いにホームで勝利している。昨季もアウェイでは勝利を献上したが、ホームではドローで勝点1を手にした。その前年も、同様の結果だった。
また、見逃してはいけないのが、ミッドウィークの天皇杯の結果だ。G大阪はJFLの高知ユナイテッドと対戦し、1-2で敗戦。ターンオーバーを敷いていたとはいえ、言い訳のできない結果だ。
ブーイングを浴びることになったが、この屈辱がバネになるはずだ。G大阪は2018年にも、天皇杯初戦となる2回戦でアマチュアの関西学院大学に1-2で敗れている。だが、その3日後のルヴァンカップでは、プレーオフ第2戦という土壇場のゲームでジュビロ磐田を相手に3-2と打ち合いを制しているのだ。
G大阪が、今回もリバウンドメンタリティを発揮する。なにわの男たちが東から来るビッグクラブを退け、リーグ戦3連勝を飾るだろう。
セレッソ大阪もホームゲームを戦う。首位のヴィッセル神戸との対戦だ。
神戸とは好相性だ。過去3シーズンでは、3勝3分と負け知らず。通算でも18勝8分13敗と勝ち越しており、ホームでは11勝3分6敗と、さらに勝率は高くなる。
また、注目したいのが両指揮官だ。C大阪の小菊昭雄監督と神戸の吉田孝行監督は、滝川第二高校でチームメイトだった。ただし学年は小菊監督が1年上で、吉田監督の先輩にあたる。
年代別日本代表にも入りJリーグで活躍した吉田監督に対して、小菊監督にプロ選手の経験はない。だが、高校時代の香川真司を見出すなど、その眼力は確か。昨季もC大阪をリーグ戦5位に導くなど、手腕の高さを証明している。
好相性に、「先輩力」が重なる。そうなれば、C大阪の勝利を予想するのが妥当だろう。
J2では、順位の近い同士の対戦がある。11位のロアッソ熊本は、勝点1差で上を行く清水エスパルスとの対戦だ。
互いに、ここ5試合は連勝がない。大勝もあるが、次の試合では複数失点など安定しないのだ。そう考えると、今回の波は前節敗れた清水に来ると予想する。
7位のベガルタ仙台と6位のジュビロ磐田は、得失点差で磐田が「3」上回っているが、勝点は「30」で並んでいる。
このカードは磐田が13勝10分6敗と勝ち越しているが、気になるのは引き分けの多さだ。今季もともに6分とドローが多く、つばぜり合いは引き分けに終わると予想する。
今回のtotoの購入締切は6月10日で、ネット決済による公式サイトでの販売は15時50分(コンビニ決済は14時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。