「希望額が障害に…」中村敬斗、オランダ王者と個人合意?LASKは移籍金15億円以上を要求か
オーストリア1部のLASKリンツに所属する日本代表FW中村敬斗が、オランダ1部のフェイエノールトと個人合意に達したようだ。しかし、LASKリンツが希望する移籍金が交渉の障害になる可能性があると、オランダメディア『サッカーニュース』が報じている。
中村は2021年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍すると、シーズン後半には主力に定着して公式戦37試合で12得点2アシストを記録した。今季は昨季を上回る成績を残し、公式戦36試合で17得点8アシストをマークしている。LASKリンツとの契約は2025年6月まで残っているが、鎌田大地が抜けるアイントラハト・フランクフルトや、今季リーグ優勝したフェイエノールト、ベルギー1部のヘンクなどが獲得を検討していた。
同メディアによると、すでに中村とフェイエノールトが個人合意に達したという。現在はクラブ間で移籍金について交渉しており、LASKリンツは少なくとも移籍金1000万ユーロ(約15億円)を望んでいるようだ。しかし、市場価値500万ユーロ(約7億5000万円)と評価されていることを考えると、この希望額は高すぎるとのこと。フェイエノールトでゼネラル・マネージャーを務めるデニス・テ・クローゼ氏は、中村に関して補強の第一候補ではないことを明かしており、同メディアは「高い希望額が障害となる可能性がある」と伝えている。