G大阪痛恨、JFL高知にジャイアントキリング許す!終盤1点返すも攻め手欠き2回戦敗退【天皇杯】

7日、第103回天皇杯2回戦が全国各地で行われた。

J1のチームも登場する2回戦。今シーズンの明治安田生命J1リーグで低迷し、最下位に位置するガンバ大阪は、ホームにJFLの高知ユナイテッドSCを迎え、1-2でまさかの黒星となった。

【動画】開始4分、高知がカウンターから値千金の先制点

リーグ戦からは少しメンバーをいじりながらも、GK谷晃生やDF三浦弦太、MFネタ・ラヴィなどを起用。しかし、不調のチームは先手を奪われる。4分に高知がカウンター。ダイレクトでパスを繋ぐと、最後はボックス際で小林心が後方からのパスをダイレクトシュート。これが右隅に決まり、高知が先制する。

立ち上がりにまさかの失点を喫したG大阪。ボールを保持するものの、ゴールに向かうプレーが多く出せず、横パスを繋ぐだけに終始。高知はブロックを作ってしっかりと守り、崩させない。

すると41分、再び高知がカウンター。自陣でのパスカットから素早く攻め込むと右サイドのクロスがつながると、ボックス内左から東家聡樹がクロス。これに対応した三浦がオウンゴールを与え、前半で2点のビハインドを負うこととなる。

そのG大阪は巻き返しのためにハーフタイムで石毛秀樹、杉山直宏、山見大登の攻撃的な3人を下げ、ファン・アラーノ、食野亮太郎、 イッサム・ジェバリを投入する。

それでもゴールに迫る場面はありながら、決定機は作れないG大阪。72分にネタ・ラヴィを下げ、柳沢亘を投入し、さらに流れを変えに行く。

すると87分、ボックス左でパスを受けたジェバリがゴール前にクロス。これを三浦がヘッドで合わせると、左ポストに当たるも、そのままラインを越えて1点を返す。

終盤に1点を返したG大阪は、同点を目指してパワープレーに。最後までゴールを目指すが、無念のタイムアップ。1-2で高知が勝利を収め、見事にジャイアントキリングを達成。G大阪はホームでまさかの2回戦敗退となった。

ガンバ大阪 1-2 高知ユナイテッドSC

【G大阪】

三浦弦太(後42)

【高知】

小林心(前4)

オウンゴール(前41)

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