G大阪がJFL高知に完敗 18年度以来5大会ぶりの天皇杯初戦敗退
◇天皇杯2回戦 G大阪1―2高知(2023年6月7日 パナソニックスタジアム吹田)
またやっちゃった…。G大阪は高知(JFL)に1―2敗戦。関西学院大に敗れた18年度以来5大会ぶりに初戦で姿を消した。
ポヤトス監督は「全ての試合が重要。全力で試合に臨む」と口にしていたが、いきなり頬を叩かれた。前半4分、敵陣でボールを奪われカウンターのピンチ。流れるようなパスワークに対処できずに先制点を与えた。さらに同41分にはDF三浦弦太がクリアしきれずオウンゴール。当然のごとく、前半終了と同時にはサポーターから大ブーイングを飛ばされた。
2点ビハインドの後半開始からチュニジア代表FWジェバリ、MFファン・アラーノ、MF食野亮太郎を投入。攻撃の圧力を強めたが、高知の気迫の守備に三浦のヘッド弾のみ。軽率なミス、各駅停車のようなパス回し、全体の運動量の少なさ…前半45分間の戦いが全てだった。
下のカテゴリーチームを相手にするのは難しいのは理解できる。だが“赤っ恥”の黒星であることには違いない。次戦はリーグFC東京戦(パナスタ)。2連勝中と復調してきているリーグ戦へ向けて、悪い流れを引きずるわけにはいかない。