【JFL高知】7日天皇杯でG大阪に挑戦 初の打倒J1へ吉本岳史監督「わくわくしている」

日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは7日、天皇杯2回戦でガンバ大阪と敵地パナスタで戦う。チームは6日、バスで大阪入りした。

高知県勢初となるJリーグ(J3)昇格を目指す高知にとっては、3カテゴリー上のJ1クラブに勝てば、3度目の挑戦で初めてになる。

現役時代、横浜FCなどJリーグでプレーした就任2年目の吉本岳史監督(45)は「G大阪は非常にレベルの高い選手が多い。当たって砕けろじゃないが、思い切って、自分たちのサッカーをぶつけていきたい。僕自身もわくわくしている」と胸の内を明かす。

天皇杯に8大会連続の出場となる高知は、これまでJ1クラブに2度挑戦しながら、いずれも接戦で跳ね返された。

21年度は現在、G大阪を率いるポヤトス監督の徳島ヴォルティス(現J2)に1-2と敗れた。

昨年度は京都サンガと対戦し、後半に1点リードしながら延長戦に持ち込まれ、1-3で力尽きた悔しい思いがある。

吉本監督は「(京都戦は後半になって)足が止まったのがあったので、1歩でも前にというところは勉強になった」と振り返り、G大阪戦へ「少しでも(勝つ)確率を上げていけるような戦術(を用意し)、選手のメンタルを整えていきたい」と意気込んだ。

かつてG大阪で強化責任者を務め、セレッソ大阪でも監督経験のある高知の西村昭宏ゼネラルマネジャー(64)も「G大阪は、C大阪と同じように、思い入れのあるクラブ」と、自身初対決の古巣G大阪戦に思いをめぐらせた。

今季のJFLで高知は、ここまで3勝3分け3敗で全15チーム中10位にいる。来季のJリーグ昇格を実現させるためにも、この天皇杯で勢いを加速させたい。

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