オランダ王者がFW中村敬斗に関心…小野、宮市に続くフェイエノールト史上3人目の日本人選手に?

フェイエノールトは、LASKリンツに所属する日本代表FW中村敬斗の獲得に関心を示しているようだ。オランダメデイア『1908.nl』が報じている。

2000年7月28日生まれの中村は現在22歳。ガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせた同選手はその後、トゥウェンテとシント・トロイデン、FCジュニアーズ(オーストリア2部)を経て、2021年夏にLASKリンツに加入した。すると今季、公式戦17得点8アシストを記録する活躍。今年3月には日本代表デビューを果たすなど飛躍の年になっている。

LASKリンツとの現行契約は2025年夏まで残しているものの、今夏の移籍市場でのステップアップが噂される中村。かねてより、フランクフルト移籍が迫っていることが伝えられてきたが、ここにきて2016-17シーズン以来のエールディヴィジ王者に返り咲いたフェイエノールトも興味を示しているとのこと。

『1908.nl』によると、クラブ上層部は生粋の9番タイプであるFWリカルド・ペピ(保有元はアウクスブルク)の獲得に加えて、次なる優先事項の左ウインガーをも求めている模様。そして、その候補として中村の名前が挙がっているようだ。

また『1908.nl』は、フェイエノールトが中村のポテンシャルを大いに確信していると指摘。現時点では正式なオファー提示にまでは至っていないが、クラブ上層部は同選手の獲得を実現させるために、必要なことを理解していると報じている。

これまでに、通算11度のエールディヴィジ優勝やチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げているフェイエノールト。2001-02シーズンのヨーロッパリーグ優勝に貢献したMF小野伸二と、18歳1カ月でデビューしたFW宮市亮に続くクラブ史上3人目の日本人選手として、中村は『デ・カイプ』に到着するのだろうか。

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