G大阪ポヤトス監督、DF半田陸の左SB起用など“柔軟起用”で連勝導く 最下位脱出
◆明治安田生命J1リーグ 第16節 福岡1―2G大阪(3日・ベススタ)
G大阪のポヤトス監督が、DF半田陸の左サイドバック(SB)起用など柔軟な采配をみせ、チームを今季初の2連勝、最下位脱出に導いた。この日は今季開幕から全試合で先発起用してきた左サイドバックのDF黒川圭介をベンチに置き、半田を左SB、前節までセンターバック(CB)で起用してきたDF福岡将太を右SBで起用。福岡が務めていたCBにはDF三浦弦太を5試合ぶりに起用すると、その三浦が1―1の前半32分、セットプレーから今季初ゴールを決めて勝利した。
指揮官は勝利した新潟戦からの変更、そして半田の左SB起用などについて、空中戦に強い選手が多い福岡対策だったことを明かした。「(空中戦の強い)三浦(弦太)を中央に置こうと思いました。前の並びだと(SBは)半田と黒川(圭介)になると思うのですが、空中戦のところで苦しむことになると思いました。また、ルキアン選手と紺野(和也)選手のところで、紺野選手が中にボールを入れてルキアン選手の強さがあるということも分かっていたので、今日のメンバー選考となりました」。高さのある4バックに変更し、福岡のストロングポイントを封じた意図を明かした。



