◆明治安田J1第16節　福岡1―2G大阪（3日、ベスト電器スタジアム）

山岸のJ1チーム通算400得点目となる先制ゴールは白星につながらなかった。前半17分のCK。「自分にマークがついていなくて、（キッカーの中村）駿に手を上げて『フリーだよ』と合図したら、すごくいいボールがきた」と頭で合わせてネットを揺らした。

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前半のうちに逆転されて迎えた後半にはペナルティーエリア内で相手を交わしてGKと1対1になる場面もありながら決めきれなかった。「自分もチャンスがあった。あそこを決めきれなかった自分のせいかなと思います」と責任を背負った。

それでも長谷部監督はチームトップの7ゴールをマークする山岸を高く評価。「彼は群を抜く手前にいると思います。あれを決められたら群を抜く。彼自身もわかっていると思います。そこにいけるように磨いてもらいたい」と期待を寄せた。

本人も「個人として、まだ伸びしろがあるということ。ああいうところを決めきってアビスパを勝ちにもっていけるような選手にならなきゃいけない。決めきればチームとしても上にいけるし、個人の評価も上がる」とさらなる高みを目指す。

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