5月27・28日「J試合勝敗予想」首位の神戸など「流れの変わり目」でドロー頻発の予感! 日本代表初選出選手を擁する広島も苦戦濃厚
今回のtotoではJ1第15節の9試合とJ2第18節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■【画像】サッカー批評編集部による、今週末のJ1、J2の結果予想
今節はドロー頻発の予感が漂う。まず目を向けたいのは、ヴィッセル神戸とFC東京の対戦だ。
そもそも、引き分けに終わることが多いカードだ。今回対戦する神戸のホームでは、過去25試合中8試合がドローと、引き分け率は3割を超える。
さらに両チームとも、前節は引き分けに終わっている。神戸は監督交代があった柏レイソルに連勝を止められ、一方のFC東京は鹿島アントラーズの連勝を止めた。ともに、勝負の流れの変わり目にあるとみる。お互いにリーグ戦2試合連続のドローが妥当だろう。
次に、5位のサンフレッチェ広島と17位湘南ベルマーレの対戦だ。ここ3シーズン、リーグ戦での6試合中3試合という、実に半分がドローに終わっているカードだ。
その3シーズンはいずれも、広島が上位、湘南が下位という構図だった。現在も、その立ち位置は変わっていない。
また、気になるのが互いの勢いだ。一時は連勝していた広島だが、現在はリーグ戦で連敗中。しかも、ミッドウィークのルヴァンカップでもリーグ戦前節とほぼ変わらないメンバーを先発させてリーグ戦で16位の横浜FCに敗れている。一方の湘南は、リーグ戦3連続ドローの後に4連敗と7戦未勝利。ターンオーバーを施したものの、ミッドウィークのルヴァンカップでもJ2の清水エスパルスに敗戦と、嫌な流れの中にいる。
広島としては、川村拓夢の日本代表初選出は朗報だが、本人としては注目度が上がって緊張を強いられることにもつながる。両チームの最近の相性、流れと合わせて考慮すれば、ドロー決着の可能性が高いだろう。
川崎フロンターレも広島と同じく、リーグ戦に加えてルヴァンカップでも黒星を重ねた。湘南と同様にリーグ戦で勝ち星がなくルヴァンカップでも敗れた柏との対戦は、広島対湘南の構図と重なる。引き分け率が3割を超える、アルビレックス新潟とガンバ大阪の対戦と合わせて、ドロー予想としたい。
J2で引き分けを予想するのは、ロアッソ熊本とモンテディオ山形の対戦だ。この試合で熊本は、観客動員増加に力を入れている。そういう試合は、選手が硬くなりがちだ。熊本のホームでの対戦は過去8試合中3試合が引き分けというドロー頻発のカードでもあり、勝点を分け合うことになるだろう。
今回のtotoの購入締切は5月27日で、ネット決済による公式サイトでの販売は12時50分（コンビニ決済は11時）、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。
