G大阪、応援ボイコットは解消も公式戦6連敗 FW鈴木武蔵が痛恨のPK失敗「申し訳ない」
◆YBCルヴァン杯 ▽1次リーグE組 G大阪0―1京都(24日・パナスタ)
G大阪は痛恨のPK失敗が響き、京都に敗れて公式戦6連敗となった。前半17分、DF佐藤瑶大のファウルでPKを与えて失点。後半8分には相手ファウルでPKを得たが、FW鈴木武蔵のキックは相手GKに止められた。その後は相手陣内に押し込む展開が続き、後半29分にはFWジェバリのラストパスからFW宇佐美貴史が決定機を迎えたが決めきれず。これで公式戦9試合勝利なしとなった。
PKのキッカーは選手達の中で決めたと言い、鈴木が自身で名乗り出たという。公式戦で初のPK失敗だという鈴木は「初めて味わった感覚で…。本当に悔しいし、チームメートにもサポーターにも申し訳ない。何とか取り戻そう、と思ったんですが…」と肩を落とした。
敗れてリーグ戦5連敗となった20日の横浜M戦では、一部サポーターが応援をボイコット。試合後には選手達とサポーターが意見交換し、熱い思いを伝えられた選手達が涙するシーンもあった。この日は一部サポーターがリードする統制の取れた応援が再開したが勝利には繋がらず。試合前まではE組首位に立っていたルヴァン杯でも2位に転落。トンネルの出口が見えないまま、リーグ戦の28日・新潟戦(アウェー)に臨むことになった。