「ここまでの結果を重く受け止めております」25年ぶりの5連敗で最下位に沈むG大阪が声明

ガンバ大阪は20日、ファン・サポーターへ向けての声明を発表した。

2014年以来の優勝を目標に今シーズンをスタートさせたG大阪。昨季まで徳島ヴォルティスを率いていたダニエル・ポヤトス監督を新たに迎えて臨んだシーズンだったが、ここまで明治安田生命J1リーグで1勝4分9敗、最下位に沈んでいる。

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新監督の下で新たなチーム作りを行い、武者修行から帰還した日本代表GK谷晃生やパリ五輪の主力DF半田陸に加え、現役チュニジア代表FWイッサム・ジェバリやイスラエル代表MFネタ・ラヴィを獲得するなど、息巻いて臨んだシーズンでのここまでの低迷ぶりにはサポーターもフラストレーションを溜めることに。クラブは声明を発表し、改善していくとともに、今後のサポートをお願いした。

「いつもガンバ大阪を応援いただいておりますファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、ホームタウンの皆様、そしてガンバ大阪に関わる全ての皆様のご支援・ご声援に御礼申し上げます」

「今シーズン、常に勝ち続けるチームを創るためには一貫したスタイルが必要と考え、目指すサッカースタイルを『攻守に主導権を握る魅力的なサッカーで勝利を追求する』と掲げ、中期強化プランの元で新たなサッカースタイルの構築に取り組んでおります。一貫したスタイル構築に向けてしっかりとした土台作りに継続して取り組むべくシーズンをスタートいたしましたが、現状では結果に結びつかず、2023シーズンJ1リーグ第14節終了時点で1勝4分9敗の18位という、ここまでの結果を重く受け止めております。皆さまには多大なるご心配をおかけしておりますこと、心より深くお詫び申し上げます」

「クラブが目指すサッカースタイルの構築に向け、攻撃においてはボール保持率の向上、シュート数の増加、守備においては攻撃から守備への切り替え、相手陣内でボール奪取力の向上など、前進をしていると考えております。しかしながら、攻撃においてはクロス・スルーパス・シュート精度など、得点を奪い切る決定力に課題があり、守備においてはカウンターやセットプレー、状況判断に起因する失点が多く、目指すサッカースタイルの構築には時間を要しております」

「また、試合の中での厳しさや、最後まで走り抜くこと、目の前の試合を勝ち切るチームの姿勢に関してもご意見を頂戴しております。我々ガンバ大阪は必ずこの困難な状況を脱し、ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、ホームタウンの皆様、そしてガンバ大阪に関わる全ての皆様に笑顔をお届けできるよう、どんな状況でも諦めることなく戦い、勝利を目指して取り組んでまいります」

「引き続き、ガンバ大阪へのご支援とご声援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」 25年ぶりのリーグ戦5連敗を喫したG大阪は今後、24日にYBCルヴァンカップの京都サンガと対戦を挟み、28日にJ1第15節で昇格組のアルビレックス新潟と対戦する。

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