【G大阪】サポーター連合、試合の応援をしないことを表明もキックオフから声援は変わらず
<明治安田生命J1:G大阪-横浜>◇第14節◇20日◇パナスタ
今季極度の不振で最下位に低迷するガンバ大阪のサポーター連合は、この日の試合の応援をしないことを表明した。
試合前に同連合のツイッターでG大阪サポーターに対し、「ここ数年の低迷および今シーズンのこれまでの結果、姿勢に対してクラブへ抗議の意を示すため、本日の試合は試合前から90分を通して応援をしないことを決定致しました。応援を楽しみに来場される皆さまには大変申し訳ありませんが、ご理解ご協力をお願い致します」などと表明していた。
試合前の選手のウオーミングアップ時には、サポーターはいつものように声援を送り、メンバー発表の際も同様の応援風景だった。
午後7時すぎ、キックオフを迎えた直後もゴール裏を中心に、選手への応援歌や声援、手拍子などが続いた。開始直後からG大阪が相手ゴールに何度も迫り、そのたびに大きな拍手が起きた。
今季のG大阪はスペイン人のダニエル・ポヤトス監督(44)を迎えながら、ここまで1勝4分け8敗。前節浦和戦で4連敗を喫し、最下位に転落していた。直近6戦では1分け5敗と泥沼状態が続いていた。