Jリーグ最強GKは誰だ!? 能力値ランキング7位。こんなに低い? 現役日本代表が下位に沈んだ理由とは

明治安田生命Jリーグには、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(5月1日時点でリーグ戦の出場時間が450分以上の選手が対象。データは18日時点)

7位:谷晃生

所属クラブ:ガンバ大阪

生年月日:2000年11月22日

今季リーグ戦成績:10試合21失点

2019年のFIFA U-20ワールドカップでU-20日本代表の正GKを務めた谷晃生は、翌年から3年間に渡って湘南ベルマーレに期限付き移籍している。ここで正GKとして実績を積み、満を持して今季ガンバ大阪に復帰している。

自己最高値となったのは「ハイボール」。190cmと恵まれた体格に加え、落下地点を予測する能力が高く、クロスボールに触れることのできる守備範囲が非常に広い。またビルドアップにおける安定感も年々増している。特にロングパス成功率はリーグでもトップクラスの数字を残しており、「スキル」面でもGKとしては高いレベルにあると言える。

日本代表にも名を連ねる有望なGKであることは間違いないが、今季は失点に絡むミスがあった。それだけでなく、50%を切ったセーブ率は、対象のGKの中でワーストの数字となっている。4年ぶりの復帰で新たなスタイルへの適応、そして東口順昭との競争が、現時点ではマイナスに働いているのかもしれない。本来のパフォーマンスを取り戻すことができれば、このような順位にいるような選手ではないことは、多くの人々が理解しているだろう。

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