最下位・G大阪ポヤトス監督「怒り、悲しみ、寝られない日々が続く」連敗脱出へ選手に教訓「泥くさく走れ」
J1で最下位に沈むG大阪が19日、大阪・吹田市で横浜M戦(20日・パナスタ)に向け調整し、ダニエル・ポヤトス監督が取材に応じた。4連敗と泥沼からの光が見えない中、指揮官は選手に4つの教訓を説いた。
「戦う姿勢の観点から4点を伝えた。まず自分たちが直面している問題から目を背けない、2点目はしっかり泥くさく走る、3つ目は自分たちが犯している簡単なミスを減らす、4点目が決定力、決めるところを決めきる」
今季は13試合でわずか1勝、リーグワースト2位の28失点。ボールを保持し、攻守に支配的なスタイルへの変ぼうを目指しながら、守備が崩壊している。
「チームとして何が足りないかというとインテンシティー。インテンシティーの言葉の中で集中して試合に臨むとか、ミスを減らすとか、積み上げたものを実行していくこと。失点のところで28失点あるけど半分の14ゴールは自分たちのJ1ではしていけないミスをしている。そこのインテンシティーを改善していかないといけない」と力を込めた。
チームにもサポーターの期待にこたえられない責任を痛感。「自分自身に怒りだったり悲しみ、寝られない日々が続いている。素晴らしいサポートをしてもらっているのに還元できていないからこそ、そういう感情が生まれている。やはり勝たせたいし勝ちたいし、サポートしてくれている人を落ち着かせたい」と、勝利を渇望した。