「展開無視の理不尽ゴールだった」オリジナル10同士の勝負で生まれた「ロングスロー→ジャンピングボレー弾」にファン興奮! W杯正GKも見送るしかない圧巻ゴール
5月17日、J2リーグ第16節が行われ、ジェフユナイテッド市原・千葉が、好調の清水エスパルスをホームに迎えて対戦した。オリジナル10同士の対決となったこの試合で生まれたゴールに、注目が集まっている。
■【動画】「展開無視の理不尽ゴールだった」の声が出た、オリジナル10同士の勝負で生まれた「ロングスロー→ジャンピングボレー弾」■
その得点シーンは後半42分、千葉のスローインから生まれた。相手陣内の左サイド深めの位置でボールを抱えたDF西久保駿介は助走を取り、ロングスローの構えを見せる。激しいマッチアップを行うエリア内へ、DFは山なりのボールを投下した。
ボールはニアの位置で競り合った選手の背後へ落下、バウンドして中央で再び宙を舞う。そこでも両チームの選手が競り合うが、またもやボールはピッチを跳ねる。しかし、そのボールにいち早く反応したDF米倉恒貴が倒れ込みながらボレー。至近距離からのシュートに、カタールワールドカップで正守護神だった清水GK権田修一も見送るしかなかった。
残り時間少ない中で決めたこのゴールは、米倉にとって35歳の誕生日弾。チームも直近3試合で15得点の清水を0で抑えての連勝となった
■「展開無視の理不尽ゴールだった」
米倉が決めたボレーシュートには以下のようなコメントが寄せられた。
「これは素晴らしいとしか言いようがない」
「ワンバウンドした瞬間、何が起きると思った」
「このゴールを目の前で観られただけでも観戦した甲斐がありました」
「ヨネ、最高だったよ バースデーゴールおめでとう!!」
「あの咄嗟のジャンピングボレーはヨネにしかできない……展開無視の理不尽ゴールだった」
ゴールを称賛すると共に、誕生日を祝福するコメントも多く見られた。
千葉出身の35歳は高卒で地元のクラブへ入団し、2007年から2013年まで在籍。2019年にガンバ大阪からの期限付き移籍を経て、2020年に完全移籍で千葉へ復帰となった。
J1時代の千葉を知るベテランと共に、チームは昇格を目指す。