一番ヤバいのは? 「J1→J2」降格危険度ランキング2位。ボロボロと…。ミスを恐れて悪循環に…
明治安田生命J1リーグは、一部クラブを除いて13節を終えている。今季は降格枠が1つというレギュレーションだが、悠長に考えていると残留争いの主役になりかねない。そこで今回は、J2降格の危機にあるクラブをピックアップし、現状を鑑みてその危険度をランキング化して紹介する。
●2位:ガンバ大阪
現在の順位:18位
監督:ダニエル・ポヤトス
成績:勝ち点7/得失点差-15
2020シーズンに2位に食い込んで以来、ガンバ大阪は残留争いが定位置になりつつある。ダニエル・ポヤトス監督を迎えて臨んだ今季もその状況は変わらない。連敗は4に伸び、ついに横浜FCに抜かれて最下位に転落してしまった。
GKというポジションを争う谷晃生と東口順昭は、両者とも昨季までのパフォーマンスからは想像がつかないほどミスが目立っている。ボールを保持して相手を押し込むスタイルは浸透しているが、肝心なところでボロボロと崩れてしまう試合が多い。湘南ベルマーレやヴィッセル神戸のような守備からリズムを作るチームにことごとくやられているのは大きな問題だ。
やりたいサッカーは明確で、試合の中で良さが出る場面は決して少なくない。ただ、試合のどこかで流れが悪くなると、一気にチーム全体がミスを恐れて消極的なプレーが増える。すると、相手に狙われてミスが起きる。ガンバはどのようにして悪循環から脱しようとするのだろうか。