5月14日、J1リーグ第13節が行われ、ガンバ大阪が埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦した。1ー4で敗れた中で、FWイッサム・ジェバリの先制ゴールに対しては称賛の声が集まっている。

■【動画】「世界レベルすぎでしょ」と話題になった、G大阪のW杯出場FWの「技ありキックフェイントゴール」!■

　前半23分だった。自陣右サイドからDF半田陸がロビングボールを蹴り込むと、最前線のジェバリが相手DFショルツとの競り合いながら巧みなポストプレーでFWファン・アラーノにボールをつなぐ。ジェバリは、そのまま左サイドのスペースに抜け出してパスを受け直すと、ドリブルでボックス内に侵入しながらカットインして右足でシュート体勢に入った。

　だが、対峙したショルツも簡単には抜かせない。それでもジェバリは“その上”を行き、ショルツが足を伸ばしてブロックに来たところでシュートをキャンセル。キックフェイントの形でタイミングをずらすと、すぐに右足で巻き込むようなシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。

　チュニジア代表として、昨年末のカタールW杯にも出場した“世界を知る”ストライカー。今季からガンバ大阪に加入し、前節まで出場9試合で1ゴールのみと苦しんでいたが、その実力を再認識させるゴールだった。

■「世界レベルすぎでしょ」

　4月1日の第6節の湘南ベルマーレ戦以来となるジェバリの今季2ゴール目がDAZNの公式ツイッターで公開されると、すぐさま以下のような称賛のコメントが寄せられた。

「すごいキックフェイントやった」

「ジェバ兄の間合い、流石やな」

「ジェバリ打つタイミングうますぎ」

「軸足でディフェンスブロックしてるのがさらにうますぎる」

「ジェバリVSショルツ、世界レベルすぎでしょ」

　身長182cmにして足元も巧みなジェバリは、これまでポストプレーに対して称賛の声が多く聞かれていたが、やはりストライカーである以上はゴールこそが最優先である。実力は間違いなし。この日、チームは敗れたが、ジェバリの今後の働きに対しては期待が高まるゴールだった。

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