浦和が3発逆転勝利で6位浮上! GK東口痛恨ミスのG大阪は4連敗で最下位転落

明治安田生命J1リーグでは14日、第13節の浦和レッズvsガンバ大阪が行われた。

今節含め3試合未消化で暫定11位につけていた浦和が、今節のみ未消化で暫定最下位に沈むG大阪をホームに迎えた一戦。浦和は興梠慎三ブライアン・リンセン、関根貴大ら、G大阪は宇佐美貴史やファン・アラーノ、食野亮太郎らを先発起用した。

【動画】大久保が采配的中の決勝点!

一進一退の攻防が続く中で試合が動いたのは23分、ボックス左でボールを持ったイッサム・ジェバリが細かいフェイントを入れてから右足でシュートを放つとマッチアップしたアレクサンダー・ショルツもブロックすることはできず。ゴール右下隅に流し込んでG大阪が先制する。

それでも徐々に押し込んでいく浦和は前半終盤にボックス左に抜け出した興梠がクロスを供給。スライディングでブロックした福岡将太の手に当たったとしてVARオンフィールドレビューの末にPKの判定となり、キッカーを務めたショルツが同点弾を決め切った。

同点で迎えた後半、浦和はリンセンと小泉佳穂に代えて伊藤敦樹と大久保智明を投入する。すると54分、右CKの流れから岩尾憲、関根とつないでボックス手前やや右のショルツが浮き球のパス。ボックス内の大久保がG大阪DFを背負いながらも左足で合わせて指揮官の起用に応える逆転弾をマークする。

さらに59分、GK東口順昭からのディフェンスラインへのパスを伊藤がカット。至近距離からのシュートはGK東口にブロックされたが、こぼれ球を拾った安居海渡が右足で冷静に沈めて点差を広げた。

巻き返しが求められるG大阪は63分に宇佐美と食野、山本理仁に代えて鈴木武蔵と杉山直宏、倉田秋を送り出す3枚替え。一方の浦和も73分に興梠と関根に代えてアレックス・シャルクとホセ・カンテを起用し、試合を締めに入る。

そして、浦和が2点のリードを保ったまま試合が終了。3試合ぶりの白星を飾った浦和は2試合未消化ながら6位に浮上した。一方、6試合未勝利かつ4連敗を喫したG大阪は今節勝利した横浜FCに入れ替わられる形で最下位に下降している。

■試合結果

浦和レッズ 3-1 ガンバ大阪

■得点者

浦和:アレクサンダー・ショルツ(45+2分)、大久保智明(54分)、安居海渡(59分)

G大阪:イッサム・ジェバリ(23分)

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