3日は公式戦通算60度目の大阪ダービーがパナスタで行われる。

敵地に乗り込むセレッソ大阪は2日、大阪市内で非公開練習を行い、MF奥埜博亮（33）がオンラインで取材に応じた。

開幕から10試合を終え、C大阪は勝ち点14で8位につけ、G大阪は同7で17位に低迷する。

「G大阪はビルドアップのところに力入れていると思うし、試合を見ていてもいいサッカーをしている。僕らは勢いに乗せてはいけない。大阪ダービーという大事な試合なので、内容も大事だが結果を意識して臨みたい」

インサイドハーフで香川とコンビを組む奥埜は、開幕から全10試合に先発し、既に3得点を記録。仙台から移籍した19年以降、奥埜が出場した大阪ダービーの公式戦は、8試合3得点と相性もいい。

60試合目の節目へ、C大阪で5年目を迎えるベテランは「気持ちが入る部分はあると思うが、頭はいかに冷静に戦えるか。頭の整理が一番。僕自身だけのことをいえば、悪いイメージはないかなと思う」と、宿敵からの勝利を頭に描いた。

C大阪は大阪ダービーで公式戦通算20勝12分け27敗と負け越すものの、奥埜が加入した19年の9月以降は7勝4分け1敗と圧倒。リーグ戦は3連勝中で、アウェーでの公式戦は最近6戦で不敗（5勝1分け）を続けている。

https://www.nikkansports.com/