【一挙プレビュー】G大阪とC大阪がプライドを懸けて“大阪ダービー”に臨む! 名古屋vs神戸の上位対決にも注目 | Jリーグ&WEリーグ
5月3日に開催されるJリーグとWEリーグの試合プレビューを一挙に紹介。J1リーグの8試合、J2リーグの11試合、WEリーグの5試合が各地で開催される。
【動画】中村憲剛氏が解説! 堅守速攻・名古屋が好調なワケ | やべっちスタジアム
5月3日
13:00 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(WEリーグ)
首位の浦和を7ポイント差で追う3位・東京NBは4連勝がかかる一戦。浦和との直接対決が待つ次節に向け、FW藤野あおばを中心に好調の攻撃陣がゴールネットを揺らせるか注目だ。対する千葉Lは4試合連続の引き分けに終わったものの、終了間際に同点ゴールを挙げ「負けなかった」ことは収穫。逆転で敗れた前回対戦のリベンジを果たせるか。
13:00 アルビレックス新潟レディース vs INAC神戸レオネッサ(WEリーグ)
前節は惜しくも敗れたものの、2試合連続で複数得点をマークして上昇の兆しを見せている新潟L。I神戸との前回対戦では後半ATに痛恨の決勝ゴールを許したが、雪辱を狙う今節は17歳のMF田中聖愛ら若手の活躍に期待がかかる。2位のI神戸は前節充実の内容で完勝を収めた。ここからはアウェイ2連戦となるなか、3連勝を達成したいところ。得点ランクトップと1点差に迫ったFW田中美南にも注目だ。
13:50 ロアッソ熊本 vs ザスパクサツ群馬(J2)
前節6試合ぶりに敗れた熊本だが、後半に投入されたFW粟飯原尚平、FW大崎舜を中心に猛攻を披露。昨季3-2、5-1と得点を重ねてシーズンダブルを達成した群馬戦で再び勝ち点3をつかみにいく。対する群馬は大槻毅監督が「成功体験」と表現したように、今後につながる逆転勝利で5位に浮上。広範囲に顔を出してチームを助けているFW長倉幹樹は今見ておくべき注目選手だ。
14:00 ちふれASエルフェン埼玉 vs 大宮アルディージャVENTUS(WEリーグ)
ホームで4連敗中のEL埼玉だが、前節MF吉田莉胡に第4節以来のゴールが生まれたことは明るい材料。4位争いが熾烈を極めるなか、3ポイント差で先行する大宮Vとの“埼玉ダービー”は落とせない一戦となる。一方の大宮VはFW井上綾香が前節2得点を挙げて勝ち点3獲得に貢献。得点ランキングトップに1差と肉薄したエースにボールを集め、シーズンダブル達成となるか。
14:00 サンフレッチェ広島レジーナ vs 三菱重工浦和レッズレディース(WEリーグ)
8連勝で首位を走る浦和にとって、勝負の5月がやってきた。次節に3位・東京NB戦、翌節は2位・I神戸戦を控えるなか、今節の相手は5位のS広島R。第5節で東京NBを下し、I神戸には2試合いずれも引き分けるなど、上位陣から勝ち点をもぎ取っているホームチームを撃破し、頂点への歩みを進めることができるか。S広島Rは3試合連続得点を狙うFW中嶋淑乃に期待がかかる。
14:00 北海道コンサドーレ札幌 vs 鹿島アントラーズ(J1)
札幌は前節、横浜FCを4-1と一蹴し、3試合ぶりの白星。好調のMF浅野雄也が2得点を奪うと、復帰したFW小柏剛にもゴールが生まれる充実の90分となった。中3日の今節は上位進出を懸けた重要な一戦。1試合2得点ペースでゴールネットを揺らし続ける破壊力を発揮し、今季初の連勝を狙う。
鹿島はG大阪に4-0の完勝。CKから試合を動かすと、その後も速攻から次々と加点し、ホームでは昨年8月以来の勝利を飾った。また、岩政大樹監督の下では初の連勝。本来の躍動感を取り戻したチームはこの試合も2試合連続得点中のFW鈴木優磨を軸に、強かにゴールへ迫りたい。
14:00 京都サンガF.C. vs 川崎フロンターレ(J1)
京都は前節、柏と1-1のドロー。2試合連続で先制点を生かすことはできなかったが、追いつかれた後半には3バックに変更し、粘り強く勝ち点1を死守した。また、FW豊川雄太は現在3試合連続得点中と絶好調。中3日で臨む今節も攻守に走り回り、アグレッシブな戦いを先導する。
対する川崎Fは3得点の快勝で、4試合ぶりの白星。“ポケット”を攻略する十八番の形から得点を重ねるなど、ようやく復調の気配が漂ってきた。また、ここ2試合はGK上福元直人がスタメンの座を奪取。昨季J1残留に大きく貢献した古巣との対戦で、チームを今季初の連勝に導けるか。
14:00 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪(J1)
G大阪は前節、0-4の完敗で17位に後退。内容・結果ともに反省の残る試合となっただけに、この“大阪ダービー”ではサポーターの前で意地を見せなければならない。注目はFW宇佐美貴史だ。今季は新たにインサイドハーフ起用が続いており、主将として試合を決定付ける活躍に期待したい。
C大阪は後半終了間際に決勝点を許し、連勝がストップした。ただ、このダービーマッチは直近の公式戦12試合で7勝4分1敗。昨季も2戦2勝とライバルを圧倒している。久々のダービーを戦うMF香川真司にも注目が集まるなか、一日の長があるスタイルの練度で上回り、敵地で凱歌をあげたい。
14:00 ベガルタ仙台 vs ブラウブリッツ秋田(J2)
仙台はMF相良竜之介のゴラッソを守り切り『ユアテックスタジアム仙台』で第2節以来となる勝利。引き続きホームで戦う今節の東北ダービーで、今季初の連勝となるか注目だ。対する秋田は初の連敗となったが、4失点を喫した前々節から内容は改善された。キーマンは契約の関係で前節を欠場したDF阿部海大。5試合ぶりのクリーンシートを達成すべく、仙台攻撃陣を抑え込みたい。
14:00 大宮アルディージャ vs FC町田ゼルビア(J2)
FWアンジェロッティが復帰を果たしたものの、連敗が「4」に伸びた大宮。町田に対しては2020年から6試合無得点(3分3敗)と沈黙が続いているが、難敵を撃破して上昇気流をつかみたい。一方の首位・町田は敗れた次の試合でしっかりと勝ち切り、2位との勝ち点差を3に拡大。FWミッチェル・デュークの復帰も明るい材料となり、持ち前の先行逃げ切りで連勝を狙う。
14:00 ヴァンフォーレ甲府 vs いわきFC(J2)
リードしてからの戦い方に課題を残した甲府は、上位陣追走に向けて痛い敗戦。2戦連続で“ウノゼロ”を記録しているホームで迎える今節はFWピーター・ウタカにも本拠地3試合連続得点がかかる。対するいわきの前節はシュート本数で21-4、CKの数も19-1と相手を圧倒しながらも無得点で敗れた。目指すスタイルは十分に表現しただけに、今度こそ内容を勝利に直結させたい。
14:00 藤枝MYFC vs 大分トリニータ(J2)
連勝こそ止まったものの5試合負けなしとした6位・藤枝は、今季全試合に先発してきたMF杉田真彦が出場停止。金沢でのアウェイゲームから中2日とあり、中盤の構成には注目が集まる。一方の大分は3連敗で4位に転落。こちらは香川勇気、ペレイラの両DFを欠く状況だが、上位対決をモノにできるか。前節途中出場で輝きを放ったFW藤本一輝の躍動に期待がかかる。
14:00 ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形(J2)
DFヨルディ・バイスの決勝点で勝利した岡山は、6試合続いていた引き分けの連鎖に終止符を打った。山形には昨季のJ1参入プレーオフで悔しい敗戦を喫しただけに、雪辱を期す一戦となる。前節ドローの山形は攻守にわたってチームを助けたMF小西雄大がキープレーヤー。ここまで全試合で失点を喫しているなか、いかに長い時間をゼロでしのげるかどうかも勝敗のポイントとなりそうだ。
14:00 レノファ山口FC vs ジェフユナイテッド千葉(J2)
17位の山口は2試合連続の引き分けに終わったものの、ビルドアップに安定感を取り戻した。昨季シーズンダブルを喫するなど直近5試合で1分4敗と相性の悪い千葉戦だが、チームを上向かせる白星をもぎ取りたいところだ。勝ち点で並ぶ15位の千葉は2試合連続でCKから得点中。アシストをはじめとして圧巻のパフォーマンスを見せたMF日高大が、今季初の連勝に向けてのキーマンとなる。
14:00 徳島ヴォルティス vs 清水エスパルス(J2)
徳島は磐田を3-2で下し、今季12試合目にして待望の初勝利。今節は再び“降格組”との対戦を迎えるが、好調のFW柿谷曜一朗を軸に連勝を飾り最下位脱出といきたい。対する清水は3試合連続で複数得点での完封勝利を達成し、絶好調。前節はDF北爪健吾が貴重な追加点をマークしたなか、古巣・徳島でのアウェイゲームに臨むMF岸本武流には大きな期待がかかる。
14:00 V・ファーレン長崎 vs 水戸ホーリーホック(J2)
長崎は相手の猛攻を耐えた末にFWフアンマ・デルガドの一撃が生まれ、4連勝で2位に浮上。先月の3連戦はFWクリスティアーノらを起用して乗り切っただけに、今節もフレッシュな選手の活躍で連勝をさらに伸ばしたい。対する水戸は前節敗れたもののGK本間幸司が2020年11月以来となる出場。アウェイでは3連勝と結果を残しており、前々節の大分戦に続く上位食いが期待される。
15:00 名古屋グランパス vs ヴィッセル神戸(J1)
名古屋は前節、横浜FMと1-1の引き分け。勝ち点1という結果以上に、前半から決定機を量産し、昨季王者を苦しめた内容には手ごたえが残った。また、状態が不安視されたFWキャスパー・ユンカーも幸い大事には至らず。今節は先発復帰か、あるいは前節に続く途中起用か。首位撃破へ向けて、長谷川健太監督の選択はいかに。
神戸は前々節の敗戦を引きずらず、2-0の貫禄勝ち。DF初瀬亮の鮮やかな直接FKで先制すると、終盤にはスローインの流れから追加点を奪う強かさを見せた。また、MF齊藤未月は前節を契約上の理由で欠場しており、今節に向けて休養十分。MF稲垣祥らとしのぎを削る中盤の激しい攻防はまさに必見だ。
15:00 アビスパ福岡 vs FC東京(J1)
福岡は前節、今季全勝を誇っていたホームゲームで初黒星。3失点とらしさを欠いた戦いから、中3日のホーム連戦となる今節は違った姿を見せたいところだ。注目は初の古巣対決に臨むMF紺野和也。新天地で出場時間を伸ばしているレフティーは、昨季までの同僚たちに成長を示せるか。
FC東京は今季初の連勝で6位に浮上。前節はFW仲川輝人、FWディエゴ・オリヴェイラが質の高さを見せつけ、速攻からネットを揺らした。そして、今節は4月30日に20歳の誕生日を迎えたMF松木玖生に注目。昨季J1初得点を奪った思い出の地で、幸先の良い1年のスタートを切りたい。
15:00 サガン鳥栖 vs 横浜F・マリノス(J1)
鳥栖にとっては4月23日以来のリーグ戦。直近の試合では今季最多の3得点で勝利を飾り、今節は2018年以降勝利がない昨季王者に挑戦する。今季もここまでJ1トップの走行距離を記録するなど、強度の高さはリーグ随一。まずは走り合いを制した上で、両ゴール前での精度が問われる一戦となる。
横浜FMは神戸、名古屋との上位2連戦で1勝1分。神戸戦はMF渡辺皓太、前節はMF喜田拓也と2人のボランチが得点を奪うなど、新たな一面ものぞかせた。古巣対戦に臨むMF水沼宏太もJ1トップタイの5アシストと好調を維持しており、今節もその右足に要注目だ。
15:00 湘南ベルマーレ vs 柏レイソル(J1)
湘南は前節、首位の神戸に0-2の敗戦。上位クラブとの3連戦は2分1敗に終わったものの、5月は攻撃的なスタイルを貫いて得た課題を結果に結びつけられるか。ホーム3連戦の初戦となる今節、今季6得点中5得点をホームで奪っているFW町野修斗にかかる期待は大きい。
一方、柏はMFマテウス・サヴィオの得点で追いつくも、ドロー決着。開幕節以降は複数得点を奪えておらず、下位脱出のためには得点力不足の改善が求められる。キーマンはFW細谷真大。今節はハイラインを敷く相手に対し、スピードと裏への抜け出しという自身の強みが生きる一戦だ。
16:00 栃木SC vs ツエーゲン金沢(J2)
栃木はホーム3連勝がかかる一戦。敗れた前節は後半に積極的な姿勢を見せており、その手応えをつなげられるか。本拠地で2得点のMF森俊貴に期待がかかる。対する金沢は前節、今季初の引き分けを記録。同じく中2日で迎えた前回の3連戦2戦目では大胆なターンオーバーを行い勝利したが、今回はどんなメンバーを選ぶのか。古巣対戦となるFW豊田陽平にも注目だ。
17:00 東京ヴェルディ vs ジュビロ磐田(J2)
MFバスケス・バイロンの活躍が光った東京Vは連敗を「2」でストップし、3位に浮上。苦しい台所事情のなかでも無失点で試合をクローズしたことは何よりの自信となりそうだ。徳島に今季初勝利を献上した磐田は、またも今季初の連勝を逃す結果に。試合の立ち上がりとセットプレーからの失点が課題となっており、この試合で改善を見せられるか。
19:00 マイナビ仙台レディース vs AC長野パルセイロ・レディース(WEリーグ)
3月のリーグ再開後は1勝5敗と大きく負け越して順位を落としてしまったマイ仙台。2節続けてのナイトゲームを迎える今節、『ユアテックスタジアム仙台』では開幕節以来となる勝利を目指す。対するAC長野の前節は前半に3得点を挙げたものの、2点リードを守りきれずドローに。とはいえ得点力不足が解消されつつあることは前向きな点。攻撃面の自信をこの試合につなげていきたい。
19:00 横浜FC vs アルビレックス新潟(J1)
横浜FCは開幕10試合を終えて3分7敗。前節は開始1分にMF近藤友喜がプロ初得点を奪ったが、その後4失点と守備が崩れてしまった。今季初めてFW小川航基、FWサウロ・ミネイロの2人を先発に起用するなど試行錯誤を続けるなか、待望の初勝利へ向けて同じ昇格組相手に意地を見せられるか。
対する新潟は2連敗中。この2試合はJ1トップレベルの個の能力に上回られる形となったが、DF千葉和彦が前節負傷から復帰を果たしたことは明るい材料だ。また、昨季J1昇格に大きく貢献したMF高木善朗も2試合連続の途中出場。徐々に状態を上げている背番号「33」には今季初先発の期待も膨らむ。
<3日の対戦カード>
13:00 東京NBvs千葉L(WE)
13:00 新潟LvsI神戸(WE)
13:00 奈良vs宮崎(J3)
13:50 熊本vs群馬(J2)
13:55 福島vs讃岐(J3)
14:00 EL埼玉vs大宮V(WE)
14:00 S広島Rvs浦和(WE)
14:00 札幌vs鹿島(J1)
14:00 京都vs川崎F(J1)
14:00 G大阪vsC大阪(J1)
14:00 仙台vs秋田(J2)
14:00 大宮vs町田(J2)
14:00 甲府vsいわき(J2)
14:00 藤枝vs大分(J2)
14:00 岡山vs山形(J2)
14:00 山口vs千葉(J2)
14:00 徳島vs清水(J2)
14:00 長崎vs水戸(J2)
14:00 岩手vs長野(J3)
14:00 沼津vs愛媛(J3)
14:00 岐阜vsYS横浜(J3)
15:00 名古屋vs神戸(J1)
15:00 福岡vsFC東京(J1)
15:00 鳥栖vs横浜FM(J1)
15:00 湘南vs柏(J1)
15:00 松本vsFC大阪(J3)
16:00 栃木vs金沢(J2)
17:00 東京Vvs磐田(J2)
18:30 琉球vs鳥取(J3)
19:00 マイ仙台vsAC長野(WE)
19:00 横浜FCvs新潟(J1)
<4日の対戦カード>
14:00 八戸vs今治(J3)
14:00 相模原vs富山(J3)
14:00 鹿児島vs北九州(J3)