【G大阪】あぁ…シュート18本も勝ち越せずドロー 宇佐美貴史先制弾も3度バー&ポスト弾かれ
<明治安田生命J1:G大阪1-1横浜FC>◇第9節◇23日◇パナスタ
打てども打てども入らなかった。1-1で迎えた後半、ガンバ大阪は18本のシュートを浴びせたが、勝ち越せず。FW宇佐美貴史(30)のシュートは3度バーやポストに弾かれ、終了間際のFW山見大登(23)のシュートもポストに当たり、観客からため息が漏れた。
1点が遠かった。FWイッサム・ジェバリ(31)は「あれだけ攻めながら得点につながらず、アンラッキーだった」と話した。
立ち上がりから攻撃はスムーズだった。前半13分、左サイドをドリブル突破したМFファン・アラーノ(26)からのパスを、ゴール前で相手を引き付けたジェバリがスルー。走り込んだ宇佐美が右足インサイドでゴール右へ流し込み、先制に成功した。
同43分に左CKから同点弾を食らって嫌な雰囲気が漂うも、ここからシフトアップ。後半は左右両サイドを揺さぶり、幾度となく相手ゴールに迫った。勝ち点3こそ逃したが、圧倒した展開に、宇佐美は「人数をかけて攻めて『肝心なところに人がいる』という場面を作れた」と手応えを口にした。Jアラーノも「正しい道を歩んでいるし、成長を感じている」と前向きに話した。【永田淳】