【G大阪】石毛秀樹が同点弾も悔しい敗戦 京都に敗れたのは09年3月22日以来
<明治安田生命J1:京都2-1G大阪>◇第8節◇15日◇サンガS
今季初の連勝を目指したガンバ大阪は、悔しい敗戦となった。京都サンガに敗れたのは、09年3月22日のJ1リーグ戦以来、公式戦では9試合ぶり。
1点を追う前半37分、MF石毛秀樹(28)が今季2点目となる同点ゴールを挙げた。相手のクリアをペナルティーエリアの外から右足でミドルシュート。強烈な弾道でゴールネット上部に突き刺さった。
「とにかく枠の中に抑えることだけを考えた。前半のうちに追いつき、いけそうな雰囲気になった」
後半もG大阪がペースを握る展開になったが、同37分には自陣でのボール喪失から決勝点を与えてしまった。
敗戦と同時に、不安材料も生まれた。後半27分にMF福田湧矢(24)が左肩を負傷。相手との接触プレーから着地した際に痛めた。
1度はプレーに復帰したが、その3分後に無念の交代となった。昨年5月に脱臼し、手術した同じ箇所だという。最近は好調を維持していた福田は「肩が上がらなくなった。(今後は)分からないが、やります」と気丈に説明した。
後半終了間際にはDFクォン・ギョンウォン(31)が一発退場処分に。
G大阪は通算1勝3分け4敗で16位のまま。ダニエル・ポヤトス監督(44)の目指す、攻撃的なサッカーが浸透して公式戦2連勝中だったが、改めて出直しとなった。