G大阪が今季初の公開TMで大院大に勝利 MF山本理がゴールでアピール

G大阪は10日、吹田市の練習場で大院大と今季初の公開トレーニングマッチを行い、2―1(前半1―0、後半1―1)で勝利した。U22日本代表のMF山本理仁(21)は先制点の起点となると、後半には左足でゴールネットを揺らし、アピールに成功した。

「自分の形でゴールできたので、そこは良かったと思いますが、もっと出せる場面もあったし、そこを(パス)通さなきゃというところもあったので、どちらかというと反省の部分が大きい」

今季リーグ戦初勝利を飾った9日の川崎戦(パナスタ)ではベンチ入りも出場せず。ただ「悔しさはありますけど、使われた時に(いいプレーを)できなかった方が悔しい」と悲観はしていない。この日の1点目は結果的にはオウンゴールとなったが、川崎戦でFWファン・アラーノ(26)が奪った2点目と左右のサイドを逆にしたような形。「チームとしての狙いも出せていた。共通理解もチームとして積み上がってきている」と手応えもにじませた。

その川崎戦ではFW宇佐美貴史(30)が戦列に復帰。中盤も絶好調の石毛秀樹(28)やダワン(26)、ネタ・ラヴィ(26)の両外国人らがおり、J1でも屈指の激しいポジション争いの渦の中にいるが「それを乗り越えた先に見える世界ってあると思うし、それを求めてガンバに来たところもある」と実力で勝ち取るつもりだ。U22の代表活動などもあって1カ月間休みなしだったが、11日はオフだといい「ゆっくりします」と英気を養って、再び戦いの場に戻る。

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