日本代表MF中村敬斗が5年ぶりのヘッド弾!リーグ2戦連発で逆転勝利演出

◇オーストリア1部リーグ優勝プレーオフ第2節 LASK2―1シュトゥルム・グラーツ(2023年4月9日)

LASKの日本代表MF中村敬斗(22)がリーグ戦2戦連発を含む全2得点を演出。6日のオーストリア杯準決勝で苦汁をなめさせられたシュトゥルム・グラーツに雪辱を果たし、チームを逆転勝利に導いた。

まずは1点ビハインドの後半26分だ。右からのクロスを右足ボレー。GKが弾いたこぼれ球をFWムスタファが押し込んで同点に追いついた。そして最大の見せ場は8分後。ファーサイドから走り込んで、右クロスをドンピシャヘッドで合わせて左隅に突き刺した。

プロ入り後は計55得点を挙げており、ヘディングで奪ったのはG大阪U―23に所属していた18年5月26日のJ3リーグ・FC東京U―23戦以来2得点目。左サイドからの仕掛けを得意としているが、LASK加入後は“点”で合わせるシュートも増え、サイドアタッカーだけではなく、ストライカーとしての資質も開花しつつある。

今季リーグでは13得点目で、公式戦16得点目。次戦は9連覇中の首位ザルツブルク戦を控える。LASKは残り8試合で勝ち点8差の3位。絶対的王者の独走を止めるためにも、中村のリーグ3戦連発に期待が掛かる。

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