G大阪FW宇佐美が明かした勝利の“キッカケ”とは

◇明治安田生命J1リーグ第7節 G大阪2―0川崎F(2023年4月9日 パナスタ)

G大阪は7試合目で待望のリーグ初勝利を手にした。対川崎F戦は19年3月以来リーグ8試合ぶり勝利。内容でも天敵を上回った1戦で、その一因を主将のMF宇佐美貴史(30)が明かした。

「湘南に大敗して、悪い状態もいくところまでいって、そこで全員で話し合えたのは良かった。良い意味での割り切り、良い意味での開き直りがチームに芽生えた」

リーグ湘南戦(1日)では一気に崩れて0―4大敗。その後のミーティングでダニエル・ポヤトス監督の「今、選手が感じていることを吐き出して欲しい」と口にしたという。選手間での話し合いはあったが、監督を交えた話し合いは初めて。その中で「何をしていかないといけないかは大体、全員の理解は共通していた」と宇佐美は強調する。詳細は明かさなかったものの、メンタル面や球際の執着心か。3―0で圧勝したルヴァン杯FC東京戦(5日)からは明らかに変貌した。

右足痛が癒えた宇佐美は2点リードの後半18分から約1カ月ぶりの公式戦出場。「追加点もそうだけど、まずゼロでクローズすることが第一だった。失点するとリズムが悪くなるかもしれなかった」と個以上にチームを優先し、奮闘した。

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