【G大阪】けがの宇佐美貴史、9日川崎F戦で約1カ月ぶりに復帰へ ポヤトス監督「連れて行く」
リーグ戦未勝利が続くガンバ大阪は9日、ホームで川崎Fを迎え撃つ。けがで約1カ月の離脱が続いていた元日本代表FW宇佐美貴史(30)が、ようやく復帰する見通しになった。
ダニエル・ポヤトス監督(44)は8日、大阪・吹田市内で完全非公開の練習を行い、その後に取材に応じた。
3月12日の広島戦で右太もも裏を痛め、その後は公式戦4試合で欠場が続いていた主将の宇佐美について、指揮官は「(試合会場へ)一緒に連れて行く。いい状態にある。リーダーでもあるし、彼も自覚している」と明言。「ただ、ベストに戻るには少し時間が必要。リズムや流れに慣れて行く必要が、もう少しある」と説明し、徐々にプレー時間を増やしていくとみられる。
宇佐美は昨年3月、今回と同じ川崎F戦で右アキレス腱(けん)を断裂し、最終盤に戦列復帰。今季から新たに背番号「7」をつけ、新主将にも就任。4試合2得点の結果を出していた。
G大阪はリーグ戦で、ここまで3分け3敗の16位に低迷するものの、直近の5日ルヴァン杯FC東京戦では、3-0と今季最高の内容で圧勝。中3日で迎えるリーグ戦で今季初勝利が期待される。