G大阪 若手が躍動 24歳MF杉山が移籍初得点含む2発 U―22代表MF山本理は絶妙アシスト
◇ルヴァン杯1次リーグ第3節 G大阪3―0FC東京(2023年4月5日 パナスタ)
1次リーグ10試合が各地で行われた。E組はG大阪がFC東京を3―0で下して勝ち点7で首位キープ。MF杉山直宏(24)が先制点を含む2得点と活躍し、MF福田湧矢(24)もゴールを挙げた。同じくE組の京都はホームでC大阪を4―0で退け初勝利。A組の横浜とC組の名古屋が3連勝で勝ち点9とした。
日本代表の森保一監督が視察する中、G大阪の若手が躍動した。24歳のMF杉山は移籍後初得点を含む2発。U―22代表MF山本理は絶妙なスルーパスでMF福田の追加点をアシストし、今季ホーム初勝利に貢献した。
「(先制点は)中に行こうとしたら相手DFの足が見えたので、とっさに判断を変えました」。長友との1対1ではカットインすると見せかけて縦に侵入。杉山は利き足とは逆の右足で決めた前半43分の先制点に胸を張った。昨夏の移籍後初のアシストで貢献した山本理は「目に見える結果を求めていた」と安堵(あんど)した。公式戦9試合目にして初の無失点。まだリーグ戦では勝利がないが、9日の川崎F戦へ追い風になりそうな快勝だった。